AGMバッテリー内部の働き |
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サンエクステンダーAGMタイプのバッテリーは、吸収性に優れた電解液と繰り返し結合するガスで構成されてます。セルごとに安全弁で制御されており、液漏れを起こさない密閉型構造になっています。電極板は微細繊維からなるガラスマットに覆われていて、このガラスマットがAGMバッテリーの最も特徴的な部分になっています。これは、長さと太さが違うガラス繊維を組み合わせて作られていて、電解質の保持には非常に良いものとなっています。
電解質は、流体とガラス繊維間の毛細管現象によって吸収保持されます。このため電解質はバッテリー寿命の間は液体の性質を保てます。ガラスマットは90%以上が電解質に浸されています。
バッテリー内部は全て電解質で満たされているのでなく、一部ガスが入っています。この部分は充電中に酸素が陽極板から陰極板に移動する経路となっていて、ここで新たにガスが発生する仕組みになっています。このとき、酸素は原子の状態にあるため、非常に反応しやすいので、急速かつ安全に結合できます。この繰り返し起こるガスの再結合を利用することで、電解質を保持し、補水する必要のないメンテナンスフリーのバッテリーを実現しています。
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