消臭力
セントリスE-1の消臭方式
・ハイブリッド方式
様々な臭いへ対応進化させた化学的消臭と不快臭を発生する菌類を抑止する生物的消臭のハイブリッド消臭です。
従来の科学的消臭方式に比べ、より多くの臭いの消臭を実現しています。
・天然成分の効果により悪臭分子の構造を変えて分解劣化
悪臭分子の構造を変化させることにより、臭い成分を破壊しますので臭いがよみがえることがありません。
・消臭メカニズム
悪臭と感じられる臭いには-NH2,=NH,-N,-OH,-SH,=S,-CHOといった官能基が含まれており、概してマイナスの電荷を帯びています。
これにプラス電荷をイオン結合させ、臭いの素を全く違う成分に変えて消臭します。また、高分子陽イオン界面活性剤が悪臭物質と塩を
形成することにより、粘膜を刺激しない物質に変えることや、化学反応や付加反応とともに酸化をともなって消臭します。さらに、
有機酸やアルデヒド類が植物エキスとイオン結合をした後、光や熱によって炭酸ガス、水に分解消臭するメカニズムも付加しています。
そして、植物エキスの主要成分による悪臭物質との化学反応、マスキング効果、相殺作用も期待できます。
一般的な消臭方式
・化学的消臭
化学的消臭イメージ
臭いの成分と消臭剤の成分を化学反応させて別の物質に変化させる方法です。狙った臭いを効果的に消臭可能ですが、
物理的消臭に比べ1つの消臭剤で多くの臭いに対応することが難しい特徴があります。
・物理的消臭
物理的消臭(吸着)イメージ
物理的消臭(包接)イメージ
臭いの成分を消臭物質に吸着させる方法と消臭剤の成分で臭いの成分を包み込む方法があります。1つの消臭剤で多くの臭いに対応可能ですが、
的を絞った消臭が難しく臭いの再放出が起き易い特徴があります。
活性炭は物理的消臭(吸着)の代表例です。
・生物的消臭
生物的消臭(抑止)イメージ
生物的消臭(分解)イメージ
臭いの素となる菌やバクテリアの繁殖を抑止・分解することで、臭いを消す方法です。
抗菌剤で繁殖を抑止する方法や微生物で分解する方法があります。
・感覚的消臭
感覚的消臭(マスキング)イメージ
感覚的消臭(ペアリング)イメージ
芳香剤により匂いをかぶせてしまう消臭です。いい匂いの香り分子をばらまくことで悪臭をごまかしたり(マスキング)、香りの構成成分に取込んで消臭(ペアリング)します。
臭いの素は残るので常に香りを出し続ける必要があります。