大阪の中小企業、「エンジニア」。工具製造の老舗だ。もともと、工具店やバイク店など向けの
業務用工具を販売していたが、2008年のリーマンショック以降、販売が減少。そこで家庭用の商品を販売しようと考えたのだ。
目をつけたのは「どんなネジでもはずせる工具」。ネジの頭がつぶれていたり、さびていたりしても、簡単にはずせるという工具だ
。しかし、消費者向けに販売するには、PRの仕方が必要...。そこで、社長は、デザインを工夫し、恐竜をイメージした
「ネジ・ザ・ウルス」とネーミングし、販売。すると100万台の大ヒットにつながった。そして、次に、巨大市場・アメリカに乗りこんでいったのだ!