SUD5600電波を目で見る、高性能 FFT スペアナ搭載FFT 演算による鮮やかな高速カラー表示
 SDU5600

   
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  電波を目で見る、高性能 FFT スペアナ搭載

  FFT 演算による鮮やかな高速カラー表示


SDU5600
は、5インチTFTカラーLCDを搭載し、色鮮やかなカラー表示です。DSPによるFFT演算を採用、圧倒的な高速表示を可能にし、捉えた信号を瞬時に確認できます。外観は、AR5000Aとマッチした高級感あるものとなりました。AR5000Aと組み合わせて、広帯域スペアナとして使用できます。

先進の
DSPによるFFT(高速フーリエ変換)演算で、従来のSDU5500比べて圧倒的な高速表示を可能としています。  10MHz幅表示時に 毎秒6回更新描画を実現しており、分解能帯域幅は、4kHz、32kHz, 64kHz, 128kHz から選択できるようになりました。          
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±5MHzの広帯域をカバー
入力信号に対して最大± 5MHz を瞬時に演算し、描画 (最低で毎秒6回) します。状況により3段階のゲイン選択をすることができ、0dBm ~ -90dBm の入力レンジをカバーします。また、マーカーにより周波数とレベルを直読することができます。

デジタル処理による豊富な表示処理
先進のデジタル処理により、平均化、最大値保持、ピーク検出などの計測用スペアナと同等の表示機能をもっています。さらに時間経過に従って変化する信号強度を滝状に表示する「ウォーターフォール」機能も搭載されており、高級スペアナに匹敵する処理能力を有しています。また、先代モデルSDU5500 で有用性が証明された「ステップレゾリューションモード」「チャンネルスコープモード」も組み込まれています。

シンプル操作
カラーLCDに表示されるメニュー方式の採用により、多彩な機能も簡単に操作することができます。マーカー移動のほかセンター周波数の変更もダイヤル操作で可能になりました。


  ▲ スペアナモードの表示例(スパン10MHz)


新機能 「ウォーターフォール」
SDU5600 は、左のように時間経過に従って変化する信号強度を滝状に表示する「ウォーターフォール」機能も搭載されています。表示画面の下半分が時間表示部分となり、約25秒間分の過去の信号強度を色別に表示する機能を持ちます。決まった周波数のモニターやレンジ内における信号確認などに能力を発揮します。

さまざまな受信機との接続
SDU5600 は、AR5000 シリーズとの接続を前提に設計されていますが、AR3000A、AR8600シリーズや、IC-R8500(※)、IC-R7100(※)の制御体系に適応でき、より身近な受信機で使うことができます。これら以外でも、10.7MHz IF 出力の受信機であれば接続することが可能です。この場合、ヘテロダイン特性に合わせて表示方向を選択することができます。

← FM放送帯をウォーターフォール表示した例
PC接続による制御
SDU5600 は、受信機制御用のほか、パソコンとの接続用のRS232C ポートを持っていますので、外部からリモート制御することが可能です。また、表示データをダウンロードすることも可能です。リモートコマンドは、取説上で公開されていますので、ご使用になられるユーザーの必要に応じてアプリケーションソフトの開発をすることができます。


ステップレゾリューションモード
定まった周波数間隔で割り当てられている電波の観測に適します。観測周波数の間隔を設定できるのでVHF 航空無線のように一定間隔の周波数割当が行われている電波の観測に効果的です。
チャンネルスコープモード
既知の周波数帯に割り当てられている電波の観測に適します。観測する周波数帯の上限と下限、チャンネルステップを設定できるのでアマチュア無線のような既知の周波数帯のバンドスコープとして効果的です。


▼ ステップレゾリューションモードの表示例

SDU5600 仕様
形式名 SDU5600
入力中心周波数 10.7MHz / 45.05MHz 選択
最大周波数スパン 10MHz
分解能帯域幅 4,32,64,128kHz
ダイナミックレンジ 60dB
入力インピーダンス 50Ω
表示器 5インチ TFTカラー液晶表示
通信機能 RS-232C 2系統
電源 DC12V / 0.9A
操作部 26キー + ダイヤル
動作保証温度範囲 0 ~ 50℃
外形寸法 220(W) x 120(H) x 195(D) mm
(突起物含まず)
重量 2kg

製品の仕様、規格、外観は改良のため予告なく変更することがあります
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