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SSB運用にはNR1(ラインエンハンサー方式)、10レベル設定で(オートを含む)、目的信号の抽出に威力を発揮します。CW運用には2ms刻みで調整できるNR2(SPAC方式)をセレクトすると、目的信号と同じ周波数のノイズを抑制できるので、微弱な目的信号を周囲ノイズから峻別します。
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イコライザーはフラット(デフォルト)、ハイブースト(2種)、フォルマントパス、バスブースト(2種)、所定の設定およびユーザ設定(ARCP-480を使用してオリジナルの設定が可能)が送受信それぞれに可能です。
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* 送信イコライザーはSSB/FM/AMで動作。 |
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スロープチューンではハイカットフィルターとローカットフィルターを使用して目的信号(SSB/FM/AM)をノイズから分離。Widthでは隣接ノイズ(CW/FSK)を避けるためパスバンドを調整します。 |
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送信時の音声品質は2つのパスバンド設定間(500〜2500Hzおよびデフォルトの300〜2700Hz)を切り替えて適正に調整できます。 |
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スピーチプロセッサーをSSB、FM 、AM送信に使用して受信局でのメッセージのクリア度を高めることができます。入出力レベルは微調整(0〜100)できます。 |
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CWオートチューン機能はCW運用時にDSPユニットを使用して目的周波数に自動的にゼロイン。RIT動作時は、RIT周波数に対してチューニングします。 |
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オートチューン機能に加え、フルブレークイン、セミブレークインをサポートし、フルブレークインの選択時には、キーを押し終わってからアクティブ受信モードまでのディレイタイム50ms〜1000ms間を50ms単位で設定することができます。また、ピッチコントロール(400-1000Hz)、10ステップボリューム設定によるサイドトーンモニター、エレクトロニックキーヤー、マイクロフォンパドルモード、CWリバースモードが用意されています。SSBモード時にKeyダウンするだけでCWに自動的に切り替わるCW自動送信機能は、50MHz運用時、スロースキャンと組み合わせた場合に便利な機能です。この他の便利な機能にはコンテスト時に3つの異なるCWメッセージを録音して素早く送信できるCWメッセージ機能があります。 |
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よりアグレッシブな運用をされる方にオプションで500Hzと270Hz帯域のCWナローフィルター(YF-107C,YF-107CN)と1.8kHz帯域のSSBナローフィルター(YF-107SN)を用意。これらのうち2個をトランシーバー内部に同時搭載が可能です。 |
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* TS-480SAT/DAT/VATはシングルファンを採用。 |
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コントロールパネルは完全分離型を採用し、本体サイズに制約を受けない大きさで、従来の固定機と変わらない優れた操作性を実現しています。テンキーによるダイレクト周波数入力に対応し、階層メニューを多用していませんので操作性が良くDX運用も容易に楽しめます。さらに、大型のアンバー色LCDを採用により、見やすいメータ表示、周波数表示を実現しています。各キーは見やすいホワイト色を採用し、イルミネーションにも対応し夜間や移動運用時の視認性を確保しています。 |
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大型の独立パネル操作部は6.6cmスピーカー(最大出力2W)を搭載し、4メートルパネル接続ケーブルと、2種類のパネル固定台によりオプションの追加購入なしで様々な形態での設置、運用が可能です。 |
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多数のケーブル類が接続された本体を動かすことは大変ですが、本品はパネル操作部だけを容易にベストポジションに設置できます。 |
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4mの付属ケーブルにより自由度のある取り付けが可能。パネル操作部はブラケットから簡単に脱着でき盗難防止にも役立ちます。またオプションパネル延長ケーブルキットPG-4Z(4m)により、さらなる設置自由度を確保しています。 |
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アウトドアでの運用に大変便利なDC 13.8V 駆動とコンパクトなボディを採用。本体の重量は3.2kg、サイズは179mm(W)×61mm(H)×258mm
(D)*です。そしてパネル操作部の重量は0.5kg、サイズは180mm(W)×75mm(H)×37mm(D)*。
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* 突起部は含まれません。 |
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ARCP-480 : 無線コントロールプログラムによってほぼすべてのトランシーバ機能がPCベースでコントロールできます。さらにARHP-10
無線ホストプログラムを使用することによりKenwood Network Command Systemを実現します。
フリーソフト ARCP-480 ダウンロード >> |
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ARHP-10 無線ホストプログラムを起動することで、LANやインターネットを経由してトランシーバーを遠隔操作をするKenwoodNetwork
Command Systemを実現します。インターネットを経由した音声通信には、ARVP-10 VoIPプログラムを併用します。
フリーソフト ARHP-10, ARVP-10 ダウンロード>> |
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100個のメモリーチャネルを備え、それぞれ最大8桁の英数字で名前を付けることができます。 |
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メモリースキャン機能としてはプログラムスキャン、メモリースキャン、グループスキャン、サブトーンスキャン、CTCSSスキャンなど数多く搭載しています。さらに注意深くチェックしたい周波数周辺で自動的にスキャンスピードを遅くするプログラムスロースキャンにも対応しています。 |
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VGS-1音声ガイド&ストレージユニットの装着で、周波数、キー操作、各種設定等の音声ガイドとメッセージの録音/再生が可能です。トータル90秒(3×30秒)の音声を再生、および送信用としてフラッシュROMに記録・保存。さらに常時録音機能により、常に30秒前にさかのぼって受信、送信した音声を再生できるので、受信の再確認に便利です。 |
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その他の主な特長・機能 |
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送信パワーの連続可変調整:全モードに対して送信パワーの連続可変ができます。 |
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200W/100W/50W機モデルにおいて最小パワー5Wに対応しており、QRP運用も可能です。(10W機の最小パワーは1Wです) |
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-12dB ATT/プリアンプのON/OFF : 感度優先かIM特性優先かを切替えます。 |
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ノイズブランカ : パルス性のノイズを除去します。効果レベルは10段階の中から選択できます。 |
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データ運用をサポートするPSK31互換(SSB/FM) : データ通信時、CWナローIFフィルターに切り替え、AF入力/出力レベル(10ステップ)を調整することができます。 |
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本体PFキーにさまざまな機能を割り当てることができます。 |
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COMPメータ/SWRメータ/ALCメータの切替可能。 |
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ディマー切替 : LCD表示の明るさは、OFFを含め5段階での切替が可能。また、キーイルミネーションのON/OFFが可能。 |
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APO(オートパワーオフ)機能を装備(OFF/60/120/180分から選択できます)。 |
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FMモード送信時のナロー/ワイド切替 |
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CTCSS : 42波の設定が可能。 |
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42波のサブトーン周波数の設定が可能。 |
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TOT(タイムアウトタイマー)機能(OFF/3/5/10/20/30分から選択できます)。 |
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送信モニター機能 : TXイコライザーの状態をモニターしたいときなど、送信状態で送信音声をモニターできます。 |
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TF-SET対応 : 押している間だけ、実際に送信する周波数を受信しながら送信周波数を設定。 |
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RFゲインコントロール : RF入力レベルを減衰させ強力な妨害を阻止。 |
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VOX対応 : SSB/FM/AMモードでは、送信操作をせずに音声をマイクに入力することで送信できます。VOXのディレイタイムは、150ms〜3000msの範囲で設定が可能。また、VOXゲインコントロールも10段階の中から設定できます。 |
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FMモードのマイクゲインは、3段階の中から選択できます。 |
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従来の動作確認音のほか、機能や設定モードがOFFになったときなど、鳴り分けされた充実したビープ音。モービル運用などが便利になりました。 |
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