テラヘルツ分光装置 作り方 
 B-79-13
 
 

テラヘルツ時間領域分光

テラヘルツ時間領域分光(テラヘルツじかんりょういきぶんこう)は、テラヘルツ波の波形を直接測定することによって得られる
電磁波の電場の時間波形をフーリエ変換し、電磁波のスペクトルを得る分光法である。

テラヘルツ波が伝播する経路中に測定したい測定試料を置き、透過したテラヘルツ波の時間波形を検出する。その検出信号と、
測定試料のない状態でのテラヘルツ波の時間波形とを検出した検出信号を用い、検出信号をフーリエ変換して、
テラヘルツ波の振幅と位相の情報を得る。

光源としては、励起光であるフェムト秒レーザーパルスを非線形光学結晶や光伝導スイッチに照射することによって
発生するテラヘルツ波を用いることが多い。

テラヘルツ波の検出にも光伝導スイッチが利用されるが、電気光学効果を利用した検出法などもある。プローブパルス光が
光伝導スイッチなどに照射された瞬間のテラヘルツ電場に比例した信号を時系列で測定し、
電場の時間波形をフーリエ変換することにより、テラヘルツ波の振幅と位相を同時に独立して検出することができる。

テラヘルツ波の時間領域分光法の特徴は、テラヘルツ波の振幅と位相が1回の測定で検出することができるという点である。
これにより、物質の複素屈折率や複素誘電率などの検出が可能になり、物質の物性測定などに用いられる

 
 
高性能・小型テラヘルツ分光システム
簡単操作で手軽に測定が可能
時間領域分光法により透過スペクトル、位相シフトスペクトルを同時に取得
2種類のテラヘルツ光源の搭載により、広帯域化を実現
測定周波数域:0.04THz~7THz*
高速・高分解能の時間遅延ステージを採用
固体、粉体、液体試料(液体用セルを使用)に対応
*1THz = 1012Hz = 0.3mm
 
  

TAS7500 テラヘルツ・分光イメージング・システム
TAS7500 (*1) は、テラヘルツ波 (*2) が有する特徴をフルに活かし、コンパクトかつ多機能な非破壊分光イメージング解析システムです。
医薬品錠剤のコーティングや内部の特性を非破壊で解析し、2D、3Dイメージ (*3) で可視化できます。
加えて、簡単な測定モジュールの切リ替えにより、液体から固体までの様々な剤型に応じた分光測定と物理化学特性の解析が可能になります
 
 

テラヘルツ時間領域分光

ラヘルツ時間領域分光(テラヘルツじかんりょういきぶんこう)は、テラヘルツ波の波形を直接測定することによって得られる
電磁波の電場の時間波形をフーリエ変換し、電磁波のスペクトルを得る分光法である。

テラヘルツ波が伝播する経路中に測定したい測定試料を置き、透過したテラヘルツ波の時間波形を検出する。その検出信号と、
測定試料のない状態でのテラヘルツ波の時間波形とを検出した検出信号を用い、検出信号をフーリエ変換して、
テラヘルツ波の振幅と位相の情報を得る。

光源としては、励起光であるフェムト秒レーザーパルスを非線形光学結晶や光伝導スイッチに照射することによって
発生するテラヘルツ波を用いることが多い。

テラヘルツ波の検出にも光伝導スイッチが利用されるが、電気光学効果を利用した検出法などもある。
プローブパルス光が光伝導スイッチなどに照射された瞬間のテラヘルツ電場に比例した信号を時系列で測定し、
電場の時間波形をフーリエ変換することにより、テラヘルツ波の振幅と位相を同時に独立して検出することができる。

テラヘルツ波の時間領域分光法の特徴は、テラヘルツ波の振幅と位相が1回の測定で検出することができるという点である。
これにより、物質の複素屈折率複素誘電率などの検出が可能になり、物質の物性測定などに用いられる。

 
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